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◆スタッフインタビュー(1) 監督:大森貴弘◆


Q・映像化にあたり、見所をおしえて下さい
重層的な構成を目論んでいるのに、作りがシンプルな事。あまり見た目のハデさを追うような事はせずに、小説を読んだ時の読者の想像力と同じ部分を刺激出来るような工夫をしています。


Q・作画的な見所について――
キャラクターの表情や動きはもちろん、ちょっとした仕草を含めて、当時のアメリカを再現出来るように努めています。


Q・美術と音楽について――
美術に関しては膨大な資料と想像力からなるリアリティと、懐古趣味的でない色使い。あるシークエンスとあるシークエンスでは、明確にコントラストを変わるように意識しています。美術に限らず、キャラクターの色のマッチングも含め、注目して下さい。 音楽に関しても、懐古趣味だけに走らないように意識しました。Jazz ageとまで言われた時代ですから、ジャズをベースにする事は外せないにしても、もっと「Baccano!」らしい自由で気ままでバラエティに富んだ曲作りをお願いしています。


Q・一番好きなキャラクターとその理由
ジャグジーが好きです。実際にあそこまで純で泣き虫がいたらヒクだろうけど、高潔な魂の持ち主で 志向性がはっきりしてるから。スイッチが入るとどこまでも突っ走っちゃう所も面白い。行き過ぎで たしなめられたりもするけれど、そういう所もひっくるめて仲間が慕ってる所が微笑ましい。


Q・ファンへメッセージをお願い致します
ちょっと観た事のない物をお観せ出来るように、スタッフ一同がんばってます。原作ファンはもちろん、まだ原作に触れた事のない方にも作品の魅力が充分に伝わる物になるはず。また、事前に原作を読む事でのネタバレは心配せず、未読の方は原作を手に取ってみて下さい。アニメ版は原作を知ってる上での楽しみ方を提示出来ていると思いますので。どうぞお楽しみに。


大森貴弘(おおもりたかひろ)
アニメーション監督。1965年千葉生まれの東京育ち。作画監督を経て’96年「赤ちゃんと僕」で監督デビュー。代表作:「地獄少女」「学園アリス」「恋風」「OH! スーパーミルクチャン」(アニメーション監督)「はいぱ~ぽりす」「魔法のステージ ファンシーララ」他





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